2017/9/20 Telefon Tel Aviv@代官山UNIT
Telefon Tel Aviv、約10年前くらいにエレクトロニカシーンを聴いていた人間にとっては避けて通れない名前。2009年にチャールズ・クーパーが亡くなってからソロで活動してたとは聞いてたけど、正直それ以降はあまり耳にすることがなかった。
(超余談だけどTel Avivという地名を知ったのもこのバンドのおかげ。)
なんでこのタイミングで来日したのかよくわからないけど、ある意味である時代の(狭い)シーンを象徴するようなアーティストなので懐かしさとかいろんな感情込みで参加。後に対バンでtoeがでるとなって、めちゃくちゃ嬉しかった。
toeは相変わらず顔で唄う演奏。かっこいい。MCで故郷の話を絡めて、Telefon Tel Avivは同じ近所の人がやったエレクトロミュージックで同郷の匂いがする。という話をしていて、うんうんと頷きまくってしまった。その表現ドンピシャでわかる。
Telefon Tel Avivは、序盤ドローン→ノイズという流れで、正直肩透かし食らった。おもてたんと違う!!嫌いじゃないけど、ずっとこの調子だとしんどいなぁと思ってたら、中盤から後半にかけてボーカル曲も織り交ぜてきて最後はBirdsで大団円。こういう流れのライブ、Taico clubのAM3時くらいでありそうなやつだよなぁと思いながら浸っていた。野外の深夜で聴いたらめっちゃ気持ちよさそうだった。
終演後もアンコールの拍手がやまず、大半の客が残っている状態。やる曲がないとのことで結局アンコールはなかったんだけど、ぶっちゃけ会場のSEが中途半端にドローンっぽいのかけてたせいで、みんなまっすぐ帰れなかったってのもあると思う。アンコール無いなら、いっそのこと脇田もなりとか全然関係なさそうな音楽ガンガンにかけてくれれば誤解ないはず。